インクリボンの種類
インクリボンには大きく分けて3種類があります。インクリボンカセット、詰め替え用のサブリボン、そしてスプールリボンです。
形状での分類
インクリボンカセット
ドットインパクトプリンタに装着するインクのことで、通常インクリボンと言えばこの製品のことを言います。形状は1種類ではなく、上図のように長方形のものと四角形に近い形のリボンカセットがあります。いずれのタイプでも帯(リボン)部分が露出しており、プリンターに装着した際、この部分がプリントヘッド付近にセットされ、ここが叩かれることで用紙に印字されます。
サブリボン
インクリボンカセットの中身(リボン)のみの商品です。インクリボンカセットを開けてリボンを交換して使用します。
カセットで販売されているものより安価なため、インク費用を抑えることが出来ます。
また、かなり古い機種だとカセットでの販売が終了しているものがありますが、サブリボンであればそういったカセットでの販売がされていない機種にも対応することが可能です。(カセットをご用意いただく必要があります)
サブリボンの詰め替え方法
スプールリボン
ビデオテープの中身の様な形をした少し変わった形状のインクリボンです。
スプール(Spool)とは織物用の縮れ糸や撚り糸、綱や線、薄膜状の物を巻きつける為の糸巻きや巻き筒の意味があり、
釣りで使うリールの釣り糸が巻き付いている筒状の部分もスプールと呼ばれています。
スプールリボンも2個の筒状の部品に、リボンが巻き付いて出来ています。このスプールリボンはインクリボンカセットの仲間になります。
製品ごとの分類
- 純正品・・・プリンタメーカーが製造しているインクリボン。新品のプリンター購入時に装着されているのはこの純正リボン。
- 汎用品・・・プリンタメーカー以外が製造しているインクリボン。純正品に比べて安価に手に入れることが出来る。品質も純正品と比較しても遜色がありません。
- 再生品・・・汎用品の取扱いがない場合、空のカートリッジをお預かりしてインクリボンの交換を行うのが再生品です。
(カセットの部材も同時に交換が必要になる場合があります)
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